我を通すとうまくいかないという幻想

に、とりつかれている半生です。

なぜ、そう思ったかと思い出すと、
小学校時代にさかのぼる。

小学校で入っていた合奏部で、
私はどうしてもフルートがしたかった。
でも、楽器決めの時、先生からは違う楽器を指定された。
で、幼かった私は泣いてしまって、
泣くほどしたいのならと、フルートに変えてもらった。

でも、フルートになったことに満足して、
結局その後あまり練習せず、上達もせず。

そこで私が出した結論が、
「自分は、我を通すとうまくいかない」というもの。

合唱の伴奏をすることになった時、
いろんな打算が働いて、2曲分引き受けたことがある。
その時も、結局あまり練習せず、中途半端なことになった。

そこで私が出した結論が、
「自分で考えて、決断するとうまくいかない」というもの。

でも、それらは間違っていたと最近気付いた。遅すぎ!

問題点は、決定したところにあったのではなくて、
その後、努力しなかったというところにある。

その傾向は、他のいろんなものにも現れている。
そういう人が多いのも知っている。
「狩猟民族だから」なんていう人もいる。

でも、私はそろそろ卒業したい。

そして、自分自身で考え、決めていくという道を歩みたい。
遅いけど、がんばるのだ!

そんなことを思い出したのは、
たぶん、その時代を一緒に過ごしたピアノが我が家に来たからかな。
貴重なことを思い出させてくれてありがとう。
これからも、よろしくね。