「勝ち続ける意志力」

愛読している「Chikirinの日記」で猛プッシュされている、
こちらの本を読んでみました。

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

世界一のプロゲーマー、梅原大吾さんの本。

申し訳ないことに、ゲームをまったくしない私は、
著者のことをまったく知らず。
そして、著者を長い間苦しめたゲームに対する世間の低評価や偏見に、
無意識のうちに荷担していた側の人間です。

が、この本はすごかった。

うちの子達が、将来もしゲームにはまっても、
頭ごなしに否定することはしないでおこうと思いました。

いろいろ思ったところはあるのだけど、
夕飯の支度中なので、かいつまんで書くと、
(ちなみに、鍋で煮込み中にブログ書いてます)
世界一になるような人でも、悩み苦しみ、進んで行っているのだと、
そのことが驚きでした。

その道の超一流の人は、その道を進むことに迷ったりしない。
そして、失敗をしない。努力より、持って生まれた才能だ。
と思っていた自分の、想像力のなさに愕然。

そして、自分の道を、真摯に毎日歩み続けることの尊さを思うと、
なんだか、なぜだか励まされたような気がしました。

大好きなミスチルの曲にも、

「誰の真似もすんな 君は君でいい
 生きるためのレシピなんてないさ」

というのがあるのだけれど、
誰の真似もせず、泥臭く生きていっていいんだと、
かっこ悪くても、すぐに結果が出なくても続けていいのだと、
背中を押してもらった気がした本でした。

って、本当の内容はもっといろいろ書いてあって、
ゲームの本ではなく、生きる姿勢についての本です。
お時間がある方はぜひ!